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岩手県大船渡市赤崎町プロジェクト

2017.06.09-12

​岩手県大船渡市赤崎町遠征プロジェクト(2017.06.09-12)

 「岩手県大船渡市赤崎町遠征プロジェクト2017.06」は、以前「MEP5@大船渡赤崎町」で協力して活動を行った、神戸大の大船渡ESDプロジェクトとの合計九人での合同で、MEPにとっては前回の活動から二年ぶりに岩手県大船渡市赤崎町を訪問しました。一泊二日と短い期間でしたが、以前「MEP5@大船渡赤崎町」で協力して活動を行った、神戸大の大船渡ESDプロジェクトとの合計九人での合同で、MEPにとっては前回の活動から二年ぶりに岩手県大船渡市赤崎町を訪問しました。一泊二日と短い期間でしたが、今回の遠征では主に、現地の大船渡市の漁村センター主催の赤崎復興市の運営補助を行い、復興市でのステージ演奏も行いました。

 一日目は復興市の前日準備をメインに活動を行いました。屋台準備をテントを張るところから行うのははじめての経験で少し重労働でしたが、地元の漁村センターの方に教えていただきながら準備を進めました。そして二日目は、快晴の下、予定通り復興市を開催し、多くの地元の方に来場していただきました。私達メンバーはたこ焼き、焼きそば、スーパーボールなどの屋台を手伝いました。またブースをお借りしてバイオリンのみでしたが楽器体験も行いました。そしてステージ上では少し時間をいただいて、「笑点のテーマ」、「魔女の宅急便メドレー」、「頑張るぞ大船渡」などを演奏しました。また今回はバイオリン3人ピアノ1人パーカッション1人と少人数だったこともあり、演奏後にはブースでお客さんのリクエスト曲を演奏する即興アンサンブルも行いました。

 復興市終了後は漁村センターで慰労会を行い、多くの地元の方とお話しすることができました。私たちと同年代の子も復興市のお手伝いに来ていて会話が弾み楽しかったです。そのあとは参加者9人で大船渡温泉に向かい疲れを癒しました。そして、最終夜の夜ご飯は、地元の方がご自宅に招待してくださりご飯を作ってくださったのでみんなで食卓を囲いました。

 私は前回の活動には参加しておらず、今回東北に来るのが初めてだったこともあり、直接被災地を初めて見て、べこべこに凹んだガードレールや、鉄筋コンクリートだけが残ったアパートなど、五年たってもまだ少し津波の傷跡が残っていることに驚きました。今まではテレビ等でしか見たことがなかったものが、実際に見ることで今までよりも震災を身近に感じることができたと思います。また、実際に被災した方からお話を聞いて、当時の苦労がよくわかりました。ただ、そのような暗い面があった大船渡市でしたが、復興市でお会いした地元の方はみんな明るくて優しい方々ばかりで、純粋に復興市を楽しむことができました。これからもまた機会があれば赤崎に行き、自分たちを通じて、赤崎の今の様子を伝えていきたいと思います。

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